2011年4月3日日曜日

いまこそカウンター・カルチャーの新たな旗手たちよ!



第二次世界大戦が終わり、冷戦時代に突入してまもなく、アメリカは戦後の好景気に乗っかって西へ東へとハイウェイを白雪姫の静脈のように張り巡らせた。
車もバンバンつくり、そしてバンバン売れた。

同じ頃、日本は敗戦後の赤線地帯と闇市のはざまで努めて賢くあろうとしていた。小さな町工場から合併を繰り返し巨大化した大企業にいたるまで黙々と過労した。
来たるべき新しい日本に必要となるエネルギーを海外から買い取り確保するために。

原爆で未曾有のダメージを受けた日本は、こともあろうにエネルギー確保を原子力発電に求め始めてしまう。

同じ頃アメリカの若者たちは東西冷戦における最大の恐怖、核に対し、一番最初に異議を唱え立ち上がる。


そんな中、ジャック・ケルアックやニール・キャサディ、そしてアレン・ギ―ンズバーグやローレンス・ファーリンゲッティやマイケル・マクルーアといった詩人たちはニューヨークやサンフランシスコの下町で「核」に対する警告と予言の詩を書き始め、いたるところで朗読し始めた。




それは戦後最初の核に対するカウンター・ムーブメントだった。

のちにビート・ジェネレーションと呼ばれるようになる一連の荒涼天使たち。
彼らは既成の文学を打ち破るだけでなく、そのすぐ後に誕生する愛と平和の活動家たちに多大な影響を与え、また音楽・映画・アート・政治・ジャーナリズムにいたるまで予想外な影響を与え、ヒッピーやイッピーやブラックパワーやウーマンリブといったひよこたちの誕生を促した。

日本では詩人の白石かずこや諏訪優などがいち早くビートたちの活動を紹介した……


つづく☆


takeshi traubert marumoto
丸本武

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