2011年3月30日水曜日

Tom Waits | News | Tom Waits Rhino Repress Vinyl Exchange

Tom Waits News Tom Waits Rhino Repress Vinyl Exchange
Dear Tom Waits fans,
As you may or may not have heard or read, there were pressing discrepancies with the first round of Tom Waits vinyl re-issues from Rhino. While it was reportedly not on all pieces of vinyl, it was enough to investigate the issues related to this. All of us here Kings Road as well as Tom himself have heard about this from friends, fans and even family in addition to customers. We have been very concerned with resolving this since the first mention of this came to our attention, and we have been answering any and all complaints on a customer-by-customer basis, all the while resolving this with the companies involved.
Please only use the appropriate option.
IF YOU PURCHASED FROM KINGS ROAD USA:
Please go to the URL: http://www.kingsroadmerch.com/tomwaits-vinylexchange and enter your ORDER # and EMAIL ADDRESS that you used to make the order. This will allow you to select which records you would like replaced and create a request. You will receive new VINYL shipped in a white sleeve when product is finished. You will not be sent a new cover as those didn’t have pressing errors.
IF YOU PURCHASED FROM KINGS ROAD EUROPE:
Please email: http://us.mc828.mail.yahoo.com/mc/compose?to=support@kingsroadmerch.eu with the title “TOM WAITS VINYL EXCHANGE” with your order number and titles you would like to replace.
IF YOU PURCHASED FROM A RECORD STORE:
Please contact Rhino & WEA directly via email at http://us.mc828.mail.yahoo.com/mc/compose?to=drrhino@rhino.comto arrange an exchange.
Return Requests will be taken until Monday April 18th, 2011 so we can order replacements.
The time frame on this replacement is still being determined. New acetates have been approved by Gavin and test presses are currently in motion for Tom’s approval. Once approved, pressing could take another 4-6 weeks. When we have more information, we will notify all of those who request a replacement on what to expect and when. But just know that proper resolution of this will be handled at no cost to you should you want this resolved.
This was a project that we here and the Waits family were very excited to make happen. For Tom as an artist, audio quality and fidelity are his main concern. For everyone else involved on a personal and professional level, we stand by quality of what we sell, even if we don’t manufacture it ourselves. You ordered a very special set of records and from the perspective of someone who has heard the intended audio in Gavin Lurssen’s studio, we expect THAT to be what is on the record.
We want to make sure you know how seriously we take resolving such a complicated situation because when Blue Valentine, Foreign Affairs and Heartattack & Vine receive the same treatment, you should know that you can buy in confidence knowing that we all stand by the product, its quality, and its fidelity. And regardless of what happens, please know our team here will resolve this issue for you as fast as we can.
On behalf of the Waits, our customer service staff, and everyone involved, thank you for your support and patience.
- Anti Records

2011年3月14日月曜日

連の矛盾報道「nuclear fears核の脅威:原発2011年3月11日~13日」

nuclear fears核の脅威:原発2011年3月11日~13日
(矛盾報道が及ぼす影響)



◆ご存じのように、この度の東日本大地震に伴った福島原発事故について、様々な情報が国内外の大手メディアや市民メディア、さらには各SNSで飛び交っています。
大手メディアのジャーナリストたちだけでなく、フリーで活動するジャーナリストたちも続々と現地入りし、これまでのキャリアを生かした取材を続行中。

また、BBCやABCといった外国メディアは日本駐在の特派員とライブで最新情報を報道しながらも、「原子力問題」のスペシャリストを論客に招き、あらゆる角度から今後の対処法、状況の深刻さ、実践可能なアクションについて真剣にコメントしています。

そんな中、矛盾報道が散見する日本の各テレビ局の報道を見ているかぎり、どうしても拭いきれない思いがある。


★今回の震災(その二次災害である原発事故・放射能漏れ)で地震プレート(日本列島全域)上に原子力発電所を建設し稼働させることの恐ろしさを暗に伝えながら、同時に電力不足を過剰なまでにアナウンスすることによって、まるで
「一か所の原発(福島原発)がダメージを受けることにより、どれだけ電力の供給に深刻な問題を与えるのか。どれだけ原発(しいては今後、新たな原発建設)がこの国、日本において必要とされているのか」
と、暗に訴え掛けている。

そのように私だけでなく多くの方々が感じているのは明らかでしょう。


★かたや地震国における原発の恐ろしさを伝えつつ、東京電力、及び(上関原発建設で強硬手段に出ようとしている)中国電力の肩を持つかのような報道には、今後さらに多くの視聴者、国民を混乱させる結果を招くことでしょう。


こういった矛盾点を政府が解決するには、原発周辺に住む住民たちの意見や、現在建設計画中の地域に住む住民たちの意見に真剣に耳を傾け、真摯に受け止め、メディアで大きく報じ、議論を“公の場”に持ち込む、といった具体的な行動が必要であること。それに限る。


丸本武 & タケシ・トラバート

【地震情報】海外在住の方へ & 原発問題

Hirono Power Station is seen as a wave approaches after an earthquake in Hirono Town, Fukushima Prefecture, March 11, 2011. (REUTERS/YOMIURI)

BBCも只今、全世界ライブ放送中
➔"http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-12307698"

こちらもチェック
➔"http://www.dailymail.co.uk/news/worldnews/index.html"


「DemocracyNow」も報道(他のメディアとは一味違う角度からの報道も)が早い。
Louis Carlet of the Tokyo General Union Talks About Earthquake and Tsunami in Japan. Part 1 of 2

DemocracyNow.org
Japan has been hit with a massive 8.9-magnitude earthquake, one of the strongest ever recorded. Louis Carlet of the Tokyo General Union Talks About Earthquake and Tsunami in Japan.
Watch Part 2: http://www.youtube.com/watch?v=N0UpSqM4Bz4


上関原発問題で先日、中国電力から返答がありました。
長い正当化文章の結びに「ご理解・ご協力のほど宜しくお願い致します」とありましたが、
今回の震災で、
原発付近での火災等で様々な被害が出ており、
改めて地震列島に「生きる」という現実を改めて解ってもらえれば、よいのですが……


今後も余震には注意して下さい。

雑なブログで失礼致しました。


草々早々

【ボブ・ディラン中国初公演☆デビュー50周年記念】

【ボブ・ディラン中国初公演☆デビュー50周年記念】

☆ こんなニュースが飛び込んできて、何かを書くなというのが無理なハナシ。


一年前、残念ながら実現しなかったディランによる初の中国公演が決定!!

しかも、このタイミングに! 



◆北アフリカと中東での民主化運動に敏感な中国、そして元祖フリーダム・ファイター“BOB DYLAN”と、彼の初の中国公演については、AFP記事本文や末尾リンクの「テレグラフ」誌、又はAP通信からのニュースを参考にして頂くとして……


まず、個人的な話から始めてしまおう。


◆私がボブ・ディランにのめり込むキッカケは、
遡ること1984年。

当時発売されたばかりのアルバム『リアル・ライブ』のカセットをプレゼントされた瞬間に始まる。




ソヴィエトではゴルバチョフがペレストロイカを転がし始め、世界中で何かが起こりはじまりそうな季節だった。


エチオピアでは人類史上未曾有の飢餓が起こり、その現状を黙って見ていられなくなった“かの”ハリー・ベラフォンテと今は亡きミリアム・マケバが壮大な構想を練る。

◆同時期に、ロンドンではボブ・ゲルドフとBONOがベラフォンテの企画を実現させるべく「ライブ・エイド」を提唱し、世界規模のチャリティー・イベントやコンサートを行った。

1985年が明けてすぐ、アメリカもそれに呼応し、クインシー・ジョーンズ&マイケル・ジャクソン&ライオネル・リッチーが中心となって、あのミラクル・プロジェクト『U.S.A For AFRICA』が始動する。

当時最高のアーティストたちが「We are the World」に命を吹き込むため、アメリカン・ミュージック・アワードの夜、LAのスタジオに終結し、その場で各自のパートを覚え、夜明けには目も眩むような合唱を加え、結局たった一晩で奇跡が実現してしまう(詳しくはジェーン・フォンダのナレーションによる有名な「メイキング・オブ《ウィー・アー・ザ・ワールド》」をご覧ください)。

Making of We Are The World



それはともかく、当時、何をやってもウマくいってなかったディラン。でも、あのヴォーカルをみる限りにおいては最高に輝いていたとしか言いようがない。
最も印象的な部分を大トリ、レイ・チャールズの前にディランは歌い、ガキだった私は鳥肌が立ったことを今でもハッキリ覚えている。

◆ボブ・ディランのライブを初めて筆者が観たのは、アルバム化もされたあの初来日公演、ではなく、ようやく1994年になってからだった。
それ以降、日本だけでも十回以上は彼のライブを体験してこれた。
彼のライブ・パフォーマンスには日によって波があるが、たとえば3日連続ライブを観た時……二日目の中日はやはり中弛みぎみ……という周囲の指摘とは意見が違い、不機嫌そうに演奏するディランがまた、とてもよいのだ!

毎晩、ライブセット(演目)を即興で変えてゆく、と有名な彼のステージ。あまり調子の良くない晩でさえ(例えば、最初から最後まで観客に背中を向けてボソボソ歌ったり、せっかくの名曲を一本調子に崩して歌ったり、詩的な歌詞をとことん間違えて歌ったり……)、私にとってはそれがボブ・ディランなのだった。


◆果たして、中国公演がちゃんと実現し、素晴らしい演奏を観客に披露でき、初の訪問が大成功のもと終えられるかどうか分からない。
でも、そんなことはどうだっていい。

それ以前に、中国で(中には50年近く彼の来中を待ちわびていたファンもいるだろう)満員のスタジアムに集まった観客が、進化しつづけるディランのパフォーマンスをどう受け止めるのかが私には興味津々なのだ。

つい先日のグラミー賞で見せたボブ・ディランのパフォーマンスが記憶に新しい。
あの境地まで達してしまったディランは凄いが、そんな彼を初めて生で観る中国人はどんなリアクションを示すのだろう?

そして、とっくの昔に反体制的な歌を歌わなくなったディランは、中国政府が現在行っている情報規制をどう思うのだろうか?(彼のことだからどうも思わないだろうが)。

或いは、どんなパフォーマンスを見せたとしても、かつての『反戦歌手ボブ・ディラン』というイメージの上陸、という“事件”だけで中国の若者たちの体制に対する鬱積した不満を突き動かすのだろうか?

◆情報規制が強まっているとはいえ、「中東革命」の情報を様々な方法で入手し、完全な民主化を求める若者たちの今後から、とにかく目が離せない。



タケシ・トラバート& 丸本武

◎参考までに:Bob Dylan allowed to play in China


American legend gets go-ahead for Beijing and Shanghai concerts a year after China trip was cancelled ↓
http://www.telegraph.co.uk/culture/music/bob-dylan/8361377/Bob-Dylan-allowed-to-play-in-China.html

■人生と世界のすべてを知りたければこの映画を観ればいい『The Fall』


■人生と世界のすべてを知りたければこの映画を観ればいい
 『The Fall』



【 The Fall 】という題がつけられたこの映画



  もの凄いものを観てしまった……




子供の頃からそれこそ何千本という映画を観てきたおのれではあるし
映画に関しては誰よりも語り続けられるほど愛情を注いできた
と、自負している。

それにもかかわらず、この「映画」に関しては何かを語るすべを
私は知らない。

これまで、観終えた後、同じような状況に陥ってしまった映画は数えるほどしかないが
この作品もそのひとつになることは間違いない。

先月、旧友のロバート・ハリスとbluemoonに強く勧められ、今日(たったいま)ようやく観た。
深夜から夜明けにかけ……


もし、ダリやアインシュタインやフロイトが観たら、何とコトバするだろう……


OFFICIAL TRAILER - THE FALL
http://www.youtube.com/watch?v=EeAyIQ_OT_I

追記:この作品、調べてみたらちゃんとオフィシャルサイトがあった。
    click➔http://www.thefallthemovie.com/


takeshi traubert

(丸本武&タケシ・トラバート)

「ムーサという男」 アムル・ムーサ氏にまつわる何某

「ムーサという男」


チュニジアの「ジャスミン革命」、そして「エジプト革命」に続く一連の中東関連の速報の中で、今年再びアムル・ムーサ(アラブ連盟事務局長)の名前を頻繁に聞くようになった。

特に“ポスト・ムバラク”として現在、軍が実質的な指導権を握っているエジプトで、次期(新生)大統領選にそれとなく出馬の意思を口にしてからは、大手メディアのほとんどがエジプトの新大統領に最も相応しい人物として、ムーサ氏の名前を大々的に取り上げている(これを書いている現在、中東情勢の“主役”はもっぱらリビアのカダフィだが……)。


ところでアムル・ムーサってそもそも、誰? と思われてる方も多いだろう。

各メディアでは「アラブ連盟事務局長」とか「元エジプト外務大臣」などといった肩書きで軽く済ませており、実際どんな人物なのか詳しく知っている方はそれほど日本にいないと思う。

もちろん私だってあまり知らない。

あまり知らないけれど、まったく知らない訳ではないので、個人的な意見を書いてみようかと血迷ってしまった。

小生のアンテナに引っ掛かってしまったのにはもちろん理由がある。

と言って思い当たる節をなぞってみると、結構あった。
いや、たくさんある。

キリがないのでひとつに絞ると、アラブ諸国を含め中近東のイスラム世界に長く身をおいていた、ことだろう。


話を戻すと、まず「アラブ連盟」とは? から始まる。

アラブ連盟とはそもそもアラブ圏の団結を目指して第二次世界大戦中、エジプトが発起人となって設立された。

東西冷戦が始まると、ソ連とアメリカの狭間でアラブ諸国のスポークスマンとしての役割を果たし、イスラエル建国後の激しく混乱した中東においても、当初は「連盟(League)」の名にふさわしい団結力を見せた。

でも、すぐに加盟国同士の我の張り合い等でバラバラになり、「連盟」と名のり続けていても、実質的にはうまく機能していない“機関”となってしまう。

幾度もの中東戦争では、仲裁役を買って出た大国からの“使者”(国連を筆頭にカーター元米大統領やキッシンジャー氏等々)の活躍で完全にその影を潜め、イラン・イラク戦争や湾岸戦争では内部分裂してしまう(ムーサ氏はそのほとんどの期間、国連に身を置いていた)。

冷戦終結後から“9.11”までの約十年間「アラブ連盟」の名は聞こえなくなってしまった(ムーサ氏はその時期、ムバラク大統領に煙たがられながらもエジプトで外務大臣を務めていた)。

2001年にムーサ氏がアラブ連盟のリーダーに就任すると、頻繁に加盟国会議を行うようになり、積極的にレバノン問題やパレスチナ問題に取り掛かってゆく(ただし、本気で頑張っていたのはトップのムーサ氏ぐらいだったと記憶する)。

とりわけ2006年、レバノンを舞台にしたヒズボラとイスラエル軍の戦闘、または、現在に至るまでのイスラエル・レバノン・シリア・イラン各国の情勢不安改善のため、率先して飛び回っていることは特筆すべきだと思う。


個人的には、私が2007年~2008年、ベイルートに滞在していた折、同国(レバノン)大統領不在といった異常事態の中、ムーサ事務局長が幾度もベイルートを訪れていたのが印象に残っている。
(2005年、ハリーリ元レバノン大統領が暗殺された後にエスカレートした混乱や、シリアの支援で成り立つイスラム過激派組織による「民主的大統領選ボイコット」問題を早期に解決し、内戦回避のために彼はベイルートとアラブ連盟の本部があるカイロを往復し必死に交渉に当たっていたのだ)。


そして今、自らが新しいエジプトの大統領選出馬に積極的な姿勢を見せたこと、そして彼アムル・ムーサ氏が国内外から大きな支持を得ている現実は、私にとってもなんだか嬉しい気がする。

単に「外交官時代が長く外交手腕に長けているから」とか、「かつて国連での活動が国際社会で高い評価を得ている」から、といった程度のマスコミ説明には残念だが、以上のような背景が(もちろん、ほんの一部だが)ムーサという男にはある。


が、「しかし」と続く。

御歳ただいま74才。

さらに、ムバラクと異なり反イスラエル主義を掲げてきた人物。

非暴力革命を成し遂げた反シオニズム活動家や「ムスリム同胞団」が今後どのようにイスラエルや欧米諸国と折り合いをつけてゆくのかも、気になるところ。

中東の民主化を応援しながら、同時にイスラエル支援を続けるアメリカにとって、もし「エジプトにおいて民主的選挙で選ばれたアムル・ムーサ新大統領誕生」というニュースを目にすることになれば、アンビバレントな思いに駆られることだろう。



◆本当は先月(2月28日)行われた『第83回アカデミー賞授賞式』についても、あれこれ書きたかったのだけど……。



丸本武 & タケシ・トラバート

2011年3月6日日曜日

映画『BIUTIFUL ビューティフル』 TRAILER

今年、日本で公開される最も素晴らしい作品『Biutiful(ビューティフル)』

監督は【アモーレス・ぺロス】【21g】【バベル】のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
主演はこの映画でアカデミー主演男優賞にノミネートもされたハビエル・バルデム